ケミカル †
あると便利なケミカル †
浸透潤滑剤 †
- CRCなどはついつい色んな所に使ってしまいがちですが、CRCはグリスではありませんのでバイクのどこにでも使えるというとやや語弊があります。
- 基本的にはボルトなどが固着してしまって緩めることができないような時に潤滑剤を浸透させるのが目的なので、チェーンなどに吹き付けると寿命を縮めたり危険なこともあります。
- 各部位に適合したものを使うようにしましょう
- ボルトの洗浄、潤滑から、錆とり、錆止めまで使用できる
- 欠点はすぐに蒸発乾燥してしまうこと。長い期間の潤滑には適さない。
- CRC 5-51、WAKO'S ラスペネが有名
- CRCはLPガス*1が入っており、ラスペネは二酸化炭素が入ってます。つまり缶の中に入っている液体は100%潤滑剤です。
- ラスペネは水より比重が重く、水より下に入り込もうとします。
- フッ素は金属に電気的に張り付く性質を持っており、金属表面に皮膜を作り『防錆』の効果を強力に発揮するそうです。
クリーナー †
- ひとまず項目だけあげておくので、オススメなどがあれば情報提供お願いします
- 今日からバイクに乗り始める人、もう何十年とバイクに乗っている人、様々な場合があるのでなるべくわかりやすく情報をいただけると助かります。
ブレーキ用 †
- 前回塗布した古いグリースを落とす時に使う
- ブレーキの鳴きがひどい時に、ディスクローターにひと吹きすると鳴き止んでしまうこともあります。
- 物によっては塗装部分やゴム部分を溶かしてしまうため注意が必要
- WAKO'S BC-9等は比較的ゴム部分を痛めにくい
- キャリパーの洗浄にはママレモンとかもいけるかも
- webikeにおいて数ある洗浄系ケミカルで売れ筋No.1でもあるCOSMOBEAUTY :TERA(テラ) ブレーキ&パーツクリーナー
- バイク整備で必須の「逆さ吹き」可能仕様。機械部品、自動車ブレーキなどの速乾性脱脂洗浄剤
- 198円(webike価格)とその性能が売れ筋No.1の秘訣だろう
チェーン用 †
- チェーンの可動リング部分には、ゴム製の『Oリング』という部品でオイルを封入することで磨耗を減らし長寿命化を図っているため、ブレーキクリーナーなどゴムを侵すものは使えません。
- 評価が高いのはモータウン:チェーンデグリーザー(webike)
- チェーン、スプロケット専用のクリーナー
- 古いチェーンオイル、ドロ等の頑固な汚れを強力に洗浄します。
- 石油系溶剤を使用していないので、シールチェーンのOリングを傷めません。
- さらに、防錆剤も配合。
- ただし、洗浄後はチェーン用潤滑油の塗布が必要
ホイール用 †
- 前後タイヤに付着する汚れがおそらくちょっと違うので、非常に選択が難しい
- 前輪の汚れはサッと落ちるけど、後輪に同じように使用するとチェーンオイルが柔らかくなって拭き取ろうとしても伸びてしまう事もあります
- 評価が高いのはモータウン:ホイールクリーナー(webike)
- ホイ−ル用に開発した、植物系アルカリ性界面活性剤が、強力な洗浄力を実現。
- ブレーキダスト・ドロ・油汚れをスプレーして水洗いだけで取り去ります。
- さらに防錆剤も配合
パーツ用 †
- 通称、パークリ
- 外したボルト等を洗浄
- オイルがこびり付いた部品の洗浄
- 浸透潤滑剤との大きな違いは脱脂洗浄できること。
- オイルまみれの部品もこれで一噴きすれば、オイル分も含めて吹き飛ばしてくれます。
グリース †
- 可動部、ボルト等の組み付けにはねじ山と座面のグリスアップが欠かせません。
- 種類も多く、どれを買えば良いのか悩むところですが、とりあえずリチウムグリスでほぼ大丈夫。
- ホームセンターで「カップ・グリス」とか「万能グリス」とかいう名前で売られています。
- サスペンションのリンクにはモリブデングリスを使う人もいますが、モリブデングリスは耐水性が劣るので頻繁な整備を心がけるべきです。
- ブレーキ関係には高温でも溶け出さないグリスが必要になります。
グリス種類別解説 †
種類 | 性質 | 使用用途 |
リチウムグリス | 耐熱性、耐水性に優れている。マルチパーパスグリスともいわれる。万能グリスとして売られているのがこれ。 | 万能なのでどこでも使えます。ゴムには若干影響あるらしいですが、実際けっこう大丈夫だったりします。でも大事なゴムパーツには使わないほうが賢明です。 |
ウレアグリス | 耐熱性、耐圧製、耐水性共にリチウムより優れている。 リチウムグリスを補う形で使います。 | ボールベアリングやリンク部、サスペンションなど圧力のかかる部分に良い。 |
モリブデングリス | モリブデン粒子が入っているので、耐圧製が高い。水には弱い。 | 油分が飛んでもモリブデン粒子が残っているので、エンジンやマフラーなどの各ボルトのかじり防止に良いです。 かじりとはねじ等が熱によって変形し回らなくなったりする事をいいます。スクーターのウエイトローラー等にも。 |
シリコングリス | ゴムや樹脂を侵さない。耐久性が少し劣る。 | ブレーキ周りなどゴム系パーツが使われているところ。ゴムならなんでも使えます。塗っておけばゴムの劣化防止にもなります。 |
チェーングリス | 耐摩耗性、耐水性にすぐれる。シールチェーン対応のものが今は主流。シール、ゴムを侵さない。 | 主にチェーン。シリコングリスの代わりにも使えます。 |
できるバイクメンテナンス・カスタムより引用 |
チェーンオイル †
- チェーンが回転すると遠心力が働きオイルが飛んでいってしまうため、高粘度が必要
- チェーンの内側に塗布できるようにチェーンオイル(グリス)は極細のノズルが付属しています
- チェーンとスプロケットが噛みあう面をグリスアップします。チェーンの外側に吹いても効果的ではありません
バイクシャンプー †
- バイク自体を洗車する時に使用する洗剤です
- 凄く薄めたママレモンなどでも代用できます。凄く薄めるのは必要な油分を落としてしまうからです
WAX †
- WAXとは油分を塗布して艶を出す事
- 塗布した面に高い熱が加わりWAX垢が出ることもある
- 一方ポリッシュと言うのは磨いて艶を出すこと
- ポリッシュインワックスみたいな感じで磨いて更に油膜を塗布すると言う微妙な言い回しがその違いをぼやけさせる要因となっている
- ただ、基本的にはどちらも艶を出すというのが目的であるから使いやすく効果が持続するのが良い
- 中にはコンパウンドが入っており、細かな傷を消してくれるものもある
- 某バイク動画で有名になったショップでも使用している、WAKO'SのQuickWax?、ShakeWAXは確かに良い感じに思えた
- 汚れ落としの効果は薄いらしいが、WAXコーティングとして非常に良いとされるのがやはりWAKO'Sのバリアスコート
- 5日間程度の乾燥期間が必要だが、これまたWAKO'Sのスーパーハードは1度やってしまえば数ヶ月持続するという脅威の製品
- 樹脂、プラスチック部分はもちろん、耐熱性に優れ、エンジンやマフラーにも使用可能なガラスコーティング剤。
- ただし、高い。そして5日が待てないと言うのが悔やまれる
光沢WAX †
耐熱WAX †
- 車などと違いバイクはマフラー等が露出しているので、できればそういう部分も磨きたいが熱くなる部位でもあるので、耐熱WAXを使用する
- 洗車後にスプレーを薄く塗布してウェスでふき取ると、目でもわかる薄い油の膜ができてピカピカの艶が出てきます。
コンパウンド †
- WAXは傷を埋めて艶を出すがコンパウンドは研磨剤で表面を均一に削ることで光沢を出す
- 耐水ペーパーと同じように粒度の細かさがある
- 水アカ、小キズなどをとるなど用途は広い
- メタルクリーナーは普通のコンパウンドより粒度も大きく金属を磨く専門のコンパウンド
- メタルクリーナーで有名なのがネバダル(右画像)だ。中に綿のようなものが入っていてそれを使って磨いていく
- 洗浄効果もあり、また様々な金属に使用可能
- 一応防錆効果もある
- バイクに使われる金属のほとんどに使用可能なのがWAKO'Sのメタルコンパウンド
- こちらは磨いて初めて効果が出てくるので時間のない人には向かないかもしれないが万能金属コンパウンドといえばこれ
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