ブレーキ †
概要 †
書きかけです。追記してもらえる場合はどんどんして下さい。
- 4DN(SRV、ルネッサ)は前輪ディスクブレーキ、後輪ドラムブレーキです。
- ディスクブレーキはディスクをキャリパーの中にあるピストンがパッドを押し付けることによってブレーキをかけます。
- ドラムブレーキはドラムの中にあるブレーキシューをカムが押し広げることによってブレーキをかけます。
- 一般的にディスクブレーキの方が効きが良いと言われていますが、同じ径であればドラムの方が効きます。
- アタリが出るまでは、ブレーキついてんの?と疑うぐらい効きません(笑)
- ドラムは熱がこもりやすいとも言われますが、一般的な使用であれば外気に触れているためディスクよりはこもるかもしれませんが極端に性能が劣るというわけでは無さそうです。ブレーキを過度に使用する用途の場合はディスクの方が良いかと思います。
- 一方ディスクブレーキは放熱性、排水性、メンテナンス性、操作性に優れます。
- ディスクブレーキのピストンを押しているのはパスカルの原理*1が使われています。
- ブレーキレバーを握るとマスターシリンダにあるブレーキフルードに圧力が加わり、それがブレーキホースを伝ってピストンを押し出します。
- 圧力をかけている所からも、一般のブレーキホースより伸縮しないメッシュホースが性能が高いというのも理解いただけると思います。
メンテナンス †
- 1年に一回、もしくは2万kmに一回を目安にブレーキフルードを交換した方が良い。
- ブレーキフルードが劣化すると、ブレーキの握り心地がフニャフニャし、ブレーキが効かなくなる。
- ブレーキフルード交換作業は意外と難しくなく、お店に頼んでも五千円以下でやって貰える。
- ブレーキは重要保安部品なので、少しでも不安だったらお店でやって貰おう。
ブレーキパッド交換 †
- 乗り方やパッドの種類によって、数千kmから3万km以上と、寿命にかなり幅がある。エンジンオイル交換の時に確認する癖をつけると良いかもしれない。
- デイトナの赤パッド(79816)は、安価でコントロール性も良いが減りが早い傾向がある。
- ゴールデンパッド(97136)は良く効いてライフも長いのでオススメ・・・らしい(筆者未検証)
ブレーキシュー交換 †
- ブレーキペダルを一杯に踏み込んだ時、リアホイールのインジケーターが使用範囲マークの中にあるかを確認する。もしくはリヤタイヤ交換時に確認して貰う。
- もしマーク外に出てしまっていたら交換時期。交換するにはリアホイールを外す必要がある為、タイヤ交換等、他の作業のついでに交換すると工賃が浮く。
- 10万kmを越えた車体だと、リアホイールのハブ内部が激しく磨耗して使えなくなってしまっている事がある。ハブはビラーゴ250と共通部品なので交換は可能。
ディスクキャリパー †
- 純正は異径(34mm・30mm)片押し2potキャリパー。取付ピッチ100mm。
- この世代のYAMAHA車によく使われているタイプ。純正だからと舐められているが意外と優秀。
- キャリパー内にはキャリパーシールとダストシールというゴムが入っており、これが劣化するとブレーキフルードが漏れたりブレーキが引きずるようになったりする。
- 2年に一回、もしくは4万kmに一回を目安にオーバーホールする事をオススメする。
- 無理をすれば他のキャリパーを取り付ける事も不可能では無いが、後述のマスターシリンダー交換をすれば、純正キャリパーでも充分な制動力を得られる。
マスターシリンダー †
- マスターシリンダーのピストン径は、SRV250は14mm、ルネッサは1/2インチ(12.7mm)となっている。
- ピストン径を大きくすると少ないレバーストロークでカツンと効くようになるが、倍力作用が弱くなるのでより握力が必要になる。
- ピストン径を小さくすると同じ力で握った時の圧力は上がるが、レバーのストロークが大きくなる。
- ブレーキレバーの調整ネジの先端をマメにグリスアップすると、タッチ感が向上する。
- 2年に一回、もしくは4万kmに一回を目安にオーバーホールした方が良いが、
純正マスターシリンダーは、オーバーホールしてもブレーキの効き(正確には操作性)が微妙なので、
どうせなら社外品へと新品交換してしまう事をオススメする。
- 筆者のオススメはNISSIN ラジアルブレーキマスターシリンダー(シリンダー径17〜19mm=純正12.7〜14mm相当、私は弱い力で引きたいので17mm)。素人でもリアタイヤが浮く程の過激、かつ繊細なブレーキングが出来るようになる(経験談)
- AdelinやFrandoといった格安のラジアルマスターもある。安価ながらも性能はかなり良い模様。
- ラジアルポンプ化の際は、同時にブレーキホースをメッシュ化した方が絶対に良い。
メッシュホースはゴムホースに比べて柔軟性が無いので、メッシュホースに交換する際は5cmほど長めのモノを選択する必要がある。
- オススメはデイトナのハイスペックラインシリーズ。信頼性が高くて値段が安い。
ブレーキディスク交換 †
- 純正ディスクの厚さは5mm、使用限度は4.5mm
- 厚さに余裕があっても、段付き摩耗が起きているとブレーキタッチがおかしくなる事がある。
- 純正互換品で一番安心なのはサンスターのT-72H-SV
- 各部寸法は、外径282mm、PCD150mm、ビス6本、内径132mm。
- ビラーゴ250(後期モデル)、ドラッグスター250用などのディスクが流用可能。
- よくヤフオク等で格安のブレーキディスクが販売されている。加筆者が買ったモノは多少ブレーキの効き具合が弱いものの問題無く使用出来たが、格安のモノは品質管理が徹底されていなかったり、流通過程で雑な扱いを受けて変形している可能性もある為にあまりオススメは出来ない。もし使うなら自己責任で。
コメント(編集できない人用) †
コメントはありません。 Comments/ブレーキ?