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オイル交換

  • エンジンオイルの交換は様々な説があります。3000km走る毎に、あるいは半年経つかどちらか早い方で交換とか、10000kmあるいは1年など諸説あります。
    • とある方の話では、水冷エンジンなら10000kmとかでも良いのではないか、空冷であれば3000kmごとが良いかもしれないと言う話もあります。
      • 推測ですが、オイルをどれだけ冷やせるかが関係していると思われます
      • オイルは熱が加わると性能(粘度等)が下がるため
      • オイルクーラーを付けるのもアリ(?)
    • 海外では日本車が性能が良い、壊れないと言うことで特に発展途上の国などではかなり古い日本車やバイクが現在も走っています。そういう所では日本と同じようにメンテナンスが行われてはいない場合もあり、それでも走っているということは掟のように決め付けなくても良いのかもしれません。
    • しかしながらサービスマニュアルでは、オイルは3000km走行毎、オイルクリーナエレメントは6000km毎に交換せよと書かれているので、長く乗りたいなら規定の距離を守って交換したほうが良いと思います。
  • エンジンを酷使するような使用法なのであれば油圧計を取り付けるのも良いかもしれません
    • 多くの潤滑油の場合油温と油圧は反比例の関係にあるため、油温の上昇はそのまま油圧の低下に直結する(wikipediaより抜粋)。
  • 日本の工業製品はオーバークオリティだとも言われています。そのためほぼメンテナンスフリーでいける車両もあるわけですが、やはりメンテナンスは重要です。
    • 特に誰がどう言う使用をしてきたのかわからない中古車、また4DNにいたっては何十年も前の旧車ですからある程度定期的なメンテナンスはした方が良いでしょう。
  • ヤマハ推奨オイルはエフェロG,Z,X 粘度は10W-30,20W-40,10W-50 もう販売されていません。私はヤマルーブプレミアムを入れています。何の不満もなく、満足しています。

交換概要

  • SRVのエンジンオイル規定量はフィルター交換時:1.8L、フィルター未交換時:1.6Lぐらい。
  • まず、古いオイルを受けるのに2.0Lぐらい入る洗面器、あるいは専用の受け皿があるといいと思います。
    • オイル交換用の廃油処理キットもあります。
  • プラオイルジョッキもいるでしょう。
  • センタースタンドが無い場合はジャッキアップ。
    • 下敷きになると危ないので、細心の注意が必要。
  • 使い捨てのニトリルゴム手袋を用意すると手がオイルまみれにならずに済みます。

手順

  1. ドレインボルトを緩める
    1. ドレインボルトは舐めやすいのがヤマハでも認識しており、以降のバイクでは改善が行われています。
    2. 対応しているのは250ccのスクーター「マジェスティ」
    3. ドレインプラグを緩めて外すと、オイルストレーナーと、コンプレッションスプリングが一緒に外れてきます。
    4. 順序は、一番奥がストレーナー、向きは、凸側が下向き、スプリングの中に収まるように組み付け。
  2. オイルを抜く
    1. だいたい2回オイル交換をする毎にエレメント(オイルフィルター)を交換とか
  3. オイルを抜いたらドレインボルトを閉めて、エンジン右下のオイルレベル点検窓を確認しながらオイルを入れていく
  4. ドレインプラグ締め付けトルク 3.2kg
  5. コンプレッションスプリングを押し付けながら締めることになる、プラグが大径でピッチが細かいために難易度高いです。緩めるのはメガネレンチでやってできないことはないけれど、締める際は、ボックスレンチにエクステンションを付けて、プラグの軸を保持しやすい状態を保つようにしています。フレームがドレインプラグのすぐ横を通っているのもハードルです。
  6. オイルレベルチェックは水平面で車体を垂直に立てて点検。
    1. エンジン内に若干オイルが残っているので必ずしも規定量入るとは限らない
  • オイルを入れすぎるとニュートラルに入りにくくなる等の不具合が出るという報告もあります
  • 規定量を守り、ゲージを見て入れるようにしましょう
  • オイルレベルは、エンジンを2〜3分間アイドリング運転後、エンジンを停止し、2〜3分後に車体を垂直にして点検窓の一番上と、中央くらいにあるレベルマーク(点検窓の左側にある)の間にあればOK

廃オイルの処理

  • ガソリンスタンドに処分を依頼
  • 買ったショップに処分を依頼
    • オイル交換はショップに依頼してもそれほど費用がかかるわけではないので全部依頼しても良いかも。
    • 逆に、廃オイルの処理先がある場合はショップに依頼するほどのことでもないので自分でやるのが良いと思います

マジェスティのドレインボルト

先述の通り、4DNの純正ドレインボルトはなめやすいため、マジェスティC(YP250C)のドレインボルトが実質上の対策品となっています。

型番は以下の通りです(それぞれモノタロウのリンクをつけています):

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Last-modified: 2022-01-29 (土) 17:37:00 (811d)